深圳旅行に行ってきた旅行記と久しぶりの中国の感想
久しぶり。最後に中国大陸に行ったのは2003年だと思うので16年ぶりに中国・深圳に行ってきたのでその個人的なまとめを書きます。楽しみ方やハウツーは調べたらたくさん出てくるので、私が思ったことをメインに。2001年と2003年頃に合計2ヶ月内陸部を旅したけれど、現地に滞在した経験はないので旅行者の目しか持っていません。
何を書くか
- なぜ深圳に行こうと思ったのか
- 深圳観光(華強北、OCT Harbour、 大芬村、東門美食街など)
- 16年ぶりに中国に行って感じたこと
- 事前に調べたこと
- 簡単なまとめ
なぜ深圳に行こうと思ったのか
- 深圳はメイカーブームで最近よく聞く名前だし現状を体感しておきたかった。そう思い続けていた時に、友人に声をかけてもらって今がチャンスだと思った。
- 2001年に中国に行った時にもすでに深圳はすごく発展していると聞いていた。ただその時は、桂林や大理など内陸部を旅するために香港から入国してすぐに通り過ぎてしまった。建設中のビル群を見てすごいと思った記憶しかない。
- WeChat利用体験をしたかった。
- 単純に中国に行って見たかった。
深圳観光(華強北、OCT Harbour、 大芬村、東門美食街など)
KさんとNさんと途中まで3人で旅をしました。途中2日目、現地滞在中のHさんと合流し、その後は一人旅をしました。
航空会社はHK Expressを使いました。往復3万5千円くらいで、LCCなのに座席にあまり狭さを感じず、客席やサービスなどもミニマルな感じで好印象でした。安全性もざっと調べた結果かなり高く、安心できました。あまり揺れなかったのも良かったです。
一緒に行ったKさんに連れて行ったもらった香港のお店で食べた料理。美味しかった。
香港を少し散策し、ボーダーを超えて中国に入りました。
深圳到着。初日の夜です。どの建物も大きくLEDの照明も派手で圧倒されました。
翌朝の同じ場所の別視点です。このあと建物の中をふらふらしました。
昔の秋葉原みたいな、部品がずらっと並んでいます。早い時間だったの春節が近いからかお店の人がまばら。
華強北の電気街は、スマホ周辺のアクセサリー類のお店と、スマホ修理屋、スマホ、PCの販売店が多かったように感じました。レジ系とかディスプレイとか、LED系とか様々なものがありました。部品類のビルもあったけど、よくわからずあまりしっかりみれていません汗 まだまだみれていないところもたくさんあると思います。
一つ一つのサイズが大きかったです。
ちょっとまって、スピード感おかしくない?>ちょうど1年前の2018年1月に1店舗目をオープンさせると、矢継ぎ早に2018年末には1,500店舗近くをオープンさせました。 https://t.co/YIYA1DTywl
— 山田 進太郎 (@suadd) 2019年1月17日
ちょうど、この記事を数日前に目にしていたのでLuckin coffeeにも行って見ました。スマホからしか注文できないの素敵!
店内もスッキリしていました。
Hさんと合流し、DJIの旗艦店に行きました。ここはOCT Harbourというエリア内にありました。OCT Harbourはショッピングや食の入り混じった複合エリアとして開発されているらしく、とてもおしゃれなお店がたくさんありました。
HさんにHEYTEAというお店が流行っていることを教えてもらい、一杯飲んできました。チーズとお茶の絡みがとても美味しかったです!
別の場所ですが、テレビでたまに見かける生果物ジュースの自販機。
初日の夜の肉料理。美味しかった!牛の大切なところも初めて食べました!高めの値段設定。精力剤的な感じなのかもです!
二日目は朝から大芬村に行きました。ただ、早く着きすぎたのでお店がほとんど開いていず、また来ることになります。
この時からmobikeを頻繁に利用していました。いたるところに停めてあって、すぐに使って降りられるのが良かったです。
スマホでUnlockすると自転車が使える状態になり、リアルでロックするとスマホ上でも利用終了表示に変わります。利用履歴がこのように見れるのも楽しかったです。
また、街の中心部に戻り世界一の売り場面積という少年宮にある深圳書城に行って見ました。9:30オープンだったのでちょうど良かったです。
こんな感じです。建物は二つあって、二つとも行ったけど体感としてはそんなに大きいと感じなかった。広いけど。棚の高さが低いからジュンク堂みたいな凄みを感じなかったのかも。
深圳書城の屋上から街を見て見たら、めちゃめちゃ高いビルがあって、空気で霞んでてなにやらゲームの背景画像のように感じました。
ここまらまたmobikeで次の目的地、CEECに向かいます。自転車気持ちいい。
展示場ということだったけれど、まだ完全に埋まっているわけではなく、行った時間が早かったからか人も少なく、そんな魅力的には感じませんでした。足だけで運転するやつやDJIのドローンを体験で飛ばしたりして遊びました。一人で遊んだのでなんだかちょっと面白みも足りなかったw
CEECは展示場+ショッピングモールのようになっていて、ショッピングモールにはブランドのお店がたくさん入っていて人もそちらに流れて行っているようでした。
CEECのあとはせっかくなので華強路までmobikeで帰ってみようと思って、またサイクリングです。道の途中に深圳中央公園を見つけたのでその中を走ったらサイクリングロードが整備されていて、とても気持ち良かったです。
昼の時間も迫ってたので、運良く、Kさん、Nさんと合流できたので、昼ごはん食べました。見た目はちょっとな感じですが美味しかったです笑
昼ごはんの後はまた一人行動で大芬村に再トライ。大芬村までは華強路から電車で30分くらいです。
大芬は世界中のホテルに飾られているレプリカ絵の6割の生産高ということ。レプリカだとしてもあらゆる種類の美しい絵を見ることができて、壮観です。こういう街があることが素敵です。レプリカはレプリカでもなんかやりまくってると独自の価値を生むような気がします。
Instagramに投稿した画像に対するコメントでこんな記事を教えてもらったので読んでみました。大芬すごい。雰囲気ある。
その後、宿に戻って休憩して再度、華強北の電気街を攻めます。
ちょっと高いところから写真を撮って見ました。でかい。広い。お腹がすいてきたので、腹ごしらえです。華強北にあった食べ物屋さんで適当に済ませました。
華強北の電気街を歩くのも疲れてきたしまたサイクリングをしたいと思って、少し遠かったのですが老街という街に行ってみることにしました。老街を扱った記事もあったし、流行っていそうだと思ったからです。夜市みたいなところがあればなぁと思って探しました。今回、久しぶりにガイドブックなしでの旅行だったので手探りです(前回のガイドブックなし旅行は2001年頃のインド。途中でロンプラを買ったけど)。
中心地だからだとは思うのですが、こんな景色が続きます。でかい。きれい。
途中、ちょっと立体交差の抜け方がわからず迷ったのですが、やっとつきました。老街。すごく若者が多いです。深圳自体若者が多いのですが、ここはさらに密度が高くなった感じです。原宿みたいな印象。
ゲームセンターではダンスのゲームが流行っていて観客がたくさんいました。観客用の椅子も用意されていました。ゲーセンでプレイはしていないけれど、日本のゲーセンと似たような印象です。
見つけました。夜市ぽいところ。東門町美食街!いろんな屋台が並んでいます。狭くて人が密集しているところは苦手なので、早足で抜けましたが、流行ってます。デートスポット?みんなよく食べる。
昆虫のお店も...。アップも撮ったんですが載せません。いろいろ動いて疲れたので、この日はすぐに寝ました。翌日は香港半日観光+帰国です。
華強路から電車で15分。ボーダー越えるのに30分くらいでした。
とりあえず、九龍駅から電車で空港に向かおうと思っていたので、九龍駅まで行ってコインロッカーに荷物を預けました。香港ではご飯を食べて、手近な観光地を二つ回りました。
初めての海外&海外一人旅で泊まった重慶大厦のある尖沙咀は思い出のエリアです。とりあえず、そこまで歩いて昼ごはんを食べました。
その後、電車で黄大山に行って、
香港最古の道教廟という文武廟に行きました。ここは昔行ったことがある気もする...。いや、行ったことあるな。坂登ったな...。とりあえず少しやっつけ感のある観光でした。今度来るときは香港ちゃんと調べてこよう。
九龍駅から電車で20分くらいで空港です。出国ゲートを抜けて搭乗ゲートの近くの椅子に充電スポットがあっていい感じでした!
こんな感じで、久しぶりの中国体験をしました。中国といっても広いし、沿岸部と内陸部では全く受ける印象は変わると思うのですが、今回の旅で自分の中の中国観がアップデートされた感じです!
16年ぶりに中国に行って感じたこと
- 中国人皆優しい。中国語のブラッシュアップのために2,30人に道を聞いたり、まぁ、必要性があって声をかけたけど、皆優しかった。若い人は特ににっこり笑顔で回答してくれたりして、人当たりも優しく、大声でまくし立てるというようなこともなかった。
- 街が綺麗だった。中心地をサイクリングしたくらいだけど、街が結構綺麗だった。ところどころコンクリートが割れていたりというのはあったけれど、軒並み綺麗。
- たんを吐いていなかった。痰壷もみなかった。
- タバコを吸っている人も少なかった。
- 列に並んでいた。以前、中国に来た時は広州の切符売り場でもバスでも並ばないというのが当たり前だったように記憶している。
- 目つきが分かり合えそうに感じる。教育なのかも?普通に仲良くなったり世間話できそう。
事前に調べたこと
このあたりの記事を参考にして準備しました。
準備前にざっとこの本を読んでいきたい場所などを書き出しました。
旅行中にこの本を読みました。数日の旅行では感じられない、深圳で仕事をしてきた感じが臨場感あって面白かったです。一気に読みきれました!
簡単なまとめ
深圳はとても街が整備されていて人も優しく、過ごしやすかったです。嬉しい驚きでした。ただ、そこで働く人たちがどういう働き方をしているのかなど現地に踏み込むことができなかったので次回はもう少し踏み込みたいと思います。
また、銀行口座や電話番号入りのSIMがないとサービスが制限されることがあったので、なんとかこれを突破したいなと思ったりします。今はだいぶ難しくなっているようなんですが。
WeChatはいたるところで使われていて、街の屋台みたいなところでもQR決済が簡単で良かったです。次回行く際は羽田空港でWeChatにもっとたくさん入金していきたい。
気候も良く日中はTシャツ一枚で過ごしました。身近な旅行スポットとしても良いかもしれないですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!